[CCH News Vol.3]EXOTIC FUTUREの様子をご紹介!

こんにちは、コンピュータクラブハウス加賀(CCH) コミュニティマネージャーの末廣です。今月も、CCHでの出来事を報告していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

「映像制作ワークショップ EXOTIC FUTURE」を開催!

そもそもエキゾチックフューチャーとはなんでしょうか?
エキゾチックフューチャーは、中学・高校生へ向けた映像制作ワークショップです。

カメラに初めて触る人も、すでにデジタル制作の経験がある人でも分け隔てなく取り組んでもらいます。3ヶ月1クールの中長期のワークショップの中で、動画/音響編集のスキルに留まらず、グラフィックデザイン、ストーリー作り、プログラミングなどの作業に触れ、参加者それぞれが自身の多様な可能性に気づくきっかけとなることを目指します。

そのようなワークショップですが、実はすでに成果作品の発表会を残すのみとなっています。
第1回から第4回にかけては、プロット作り・アイディア共有・撮影・編集と映像制作の基礎に触れてきました。

今回のCCH Newsでは、ゲスト講師を招いて開催した第5回の様子を一部公開!
詳しくは、後日レポートをアップしますのでもう少々お待ちください。

ゲストは極地建築家!

これまで、学んできた基礎も大事ですが映像制作には自身の実体験と想像力が何より大切。今回のゲスト講師によるワークショップでは、「STAY=待つこと」「想定外を想定する」の要素を核にしてデザインしたイベント設計をしていただきました!

【ゲストプロフィール】
極地建築家 村上 祐資(むらかみ ゆうすけ)氏
1978年生まれ。南極やヒマラヤなどのさまざまな極地の生活を踏査。2008年、第50次日本南極地域観測隊に越冬隊員として参加し、昭和基地に15ヶ月間滞在。 The Mars Societyが計画を発表した長期の模擬火星実験「Mars160」では副隊長に選ばれ、2017年、模擬火星環境、米ユタ州ウェイネ砂漠のMDRS基地および北極圏デヴォン島のFMARS基地で、計160日間の実験生活を完遂。2018年「MDRS Crew191 TEAM ASIA」では隊長を務める。2019年には、退役した元南極観測船を活用し、日本で初めての閉鎖居住実験「SHIRASE EXP.」を実施。

ミッションの発表!「物体Xを正確に描写せよ!」

未だ誰も足を踏み入れたことのない最果ての地。その地に酸素はなく、宇宙服を着用していなければ活動することができない。船外活動できる時間は30分。その最果ての地で、いくつかの物体が確認された。カメラは使えない、地球に伝える手段はたった1つ。言葉による通信のみ。さて、宇宙飛行士サイドは目の前にあるナニカを正確に伝えることができるか!一方、地球の司令室サイドはは船外活動をする宇宙飛行士と意思疎通し、危機管理をしなければならない。無事、ミッションを完遂させることができるのか!

船外活動の様子

司令室の様子

記録係も参加者自身が担当!

普段はできない体験にワクワク。トラブルの対処でドキドキ。

初めて見る宇宙服に参加者はどこかソワソワ…。

2人1組のペアになって火星探訪をしてもらったのですが、さまざまなトラブルにもめげずグイグイ奮闘してくれました。

机の上だけでは出会うことのできない学びがそこにはありました。

詳しくは、レポートを後日アップロードする予定ですので、そちらも楽しみにしていてください!

クラブハウス加賀のメンターを紹介(第2回)

クラブハウス加賀には、訪れる子どもたちが、初めてでも安全に楽しくテクノロジーに触れることができるよう、常駐のメンターがいます。CCH Newsでは、数回に渡り、メンターのお兄さん、お姉さんを紹介していきます。第2回はこの2名です。

【3人目】

  • 名前:小谷咲里(通称:サリー)
  • CCHでの役割:メンター
  • 出身:石川県加賀市
  • 特技:どこでも眠れること

【末廣館長からの紹介文】
「サリーは、今年大学生になったばかりでメンター最年少!そんなサリーですが、実はコンピュータクラブハウスのリニューアルに深く関わってくれています。空間のコンセプトを一緒に考えたり、家具を見に行ったり、DIYでリノベーションをしたりなど本当に助けられています。進学先が建築学部であるため、これから特に3Dモデリングの分野で専門性を伸ばしてもらい、子どもたちに還元してくれることを期待しています。現在は、プログラミングも個人的に勉強しているみたいです!」

【サリーから子どもたちへのメッセージ
「初めまして、小谷咲里です。小学校の頃は、毎日のようにパソコンのオンラインゲームで遊び、父がパソコンを修理する横で『これは何?』と聞きながら見ていました。しかし、プログラミングなどは一切せず…(後悔。どうしてやらなったんだ!!)。現在、少しずつ勉強しているものの、少々壁にぶつかっています。CCHではメンターという役割ですが、子どもたちから学ぶことの方が多い気がします。『こんなことできるんだよ!』『こうするの!』とお話ししてくれると嬉しいです。よろしくお願いします!」

【4人目】

  • 名前: 永田将太(通称:たにい)
  • CCHでの役割:メンター
  • 出身:愛知県
  • 特技:ボイスパーカッション

【末廣館長からの紹介文】
「たーにいは、個人でも事業を手掛けるやり手の現役大学生です。来年の春には大学を卒業しましますが、就職せず独立する道を前向きに検討しているとのこと。持ち前のコミュニケーション力ですぐに子どもたちと仲良くなります。大学では情報工学を専攻しています。永田くんの挑戦していく背中がきっと子どもたちに良い影響を与えてくれるんだろうな、と勝手に期待しています!」

たーにいから子どもたちへのメッセージ
「初めまして、永田将太ことたーにいです!大学では、理系の情報系に所属してAIの研究をしているのですが、個人的な想いで大学以外で教育現場に携わりたいと考え、今回メンターとして参加させてもらいました。CCHでは、実際に関わらなかったら得られなかった新しい気づきや体験を子どもたちに与えられるよう努めています。これからもたくさんの出会いを楽しみにしてます!」

最後に

今回で3回目となるCCH Newsいかがでしたでしょうか?新型コロナウイルスの感染拡大はまだまだ予断を許しませんが、コンピュータクラブハウス加賀では、徹底的な予防を行いながら子どもたちの表現の場や居場所を確保するべく活動を続けてまいります。

それでは、またお会いしましょう!

以上