[CCH News Vol.4]CCHを中心としたDX推進!?交通安全デジタルサイネージコンテストを開催

こんにちは、コンピュータクラブハウス加賀(CCH) コミュニティマネージャーの末廣です。今月も、CCHでの出来事を報告していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

「交通安全デジタルサイネージ」コンテストを開催

(コンピュータクラブハウス、大聖寺警察署、交通安全協会共催)

交通安全デジタルサイネージとは?
デジタルサイネージとは電子看板のことで、ディスプレイ等を使用して広告などを表示するものです。今回は、CCHを訪れる子どもたちに交通安全に対する思いを動画やポスターを使って表現してもらいました!
応募者の中から受賞者が選ばれ、9月19日(土)に表彰式も開催されました。

開催のきっかけ
今回の「交通安全デジタルサイネージ」は、大聖寺警察署と交通安全協会との共催でした。きっかけは、大聖寺警察署の方がCCHに相談してくださったこと。従来開催してきた交通安全教室を、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催ができなくなったので、配慮した上で別の形(オンライン)で開催できないかという相談内容でした。

その後、いろいろと情報交換をする中で、協力するのであればやはりCCHらしさを出したものが良いのではということになり、「交通安全デジタルサイネージ」を開催することになりました。

受賞者の発表!

今回の受賞者は3人!ポスター部門と映像部門からそれぞれ一組ずつ選出されました。

まずはポスター部門を受賞した2人の作品を紹介!
加賀市立山代小学校6年 川畑空斗さんと永田旬さんによる合作

次は映像部門を受賞した作品の紹介!
加賀市立動橋小学校4年 本瀬乃亜さんによる作品

実際に終えてみて(末廣館長)より

今回の企画を振り返ってみると、2つ良いことがありました。
1つ目は、子どもたちの取り組みが公に認められたことです。

普段、コンピュータクラブハウスでは、子どもたちは各々自由に創作を楽しんでいます。しかしながら、それらの活動は学校などでは評価されることは少なく、日の目をみることはあまり多くありません。そのような中で、交通安全のテーマの元で創作し、公の表彰を得ることができたことは必ず彼らのモチベーション向上につながってきます。

また、今回の彼らの作品は社会の課題解決の一端も担っており、そういった意識を持つことができると今後の作品制作はより充実したものになっていくと信じています。

2つ目は、加賀の公共団体と組んで新しいことができたことです。また、今回は関係者の皆さまが非常に柔軟に対応してくださったこともあり、これまでの「ポスター=絵具」という常識に一石投じることができました。

今回の企画自体の規模は必ずしも大きくはありませんでしたが、この一歩目を踏み出せたことに強い意義を感じています。

コンピュータクラブハウスは、第一義に子どもたちが安心して、最新のテクノロジーに触れられる場所として存在しています。加えて、地域から信頼され、結果的に行政のDXの推進などが副次的に進んでいくこともうれしく感じます。CCHが地域の教育にとって良い影響を与えることができるよう、これからも精進します!

クラブハウス加賀のメンターを紹介(第3回)

クラブハウス加賀には、訪れる子どもたちが、初めてでも安全に楽しくテクノロジーに触れることができるよう、常駐のメンターがいます。CCH Newsでは、数回に渡り、メンターのお兄さん、お姉さんを紹介していきます。第3回はこの2名です。

【5人目】

  • 名前:井上 周(通称:あまね)
  • CCHでの役割:メンター
  • 出身:群馬県前橋市
  • 特技:プレゼンテーション

【末廣館長からの紹介文】
あまねは元々、PLUS KAGAというプロジェクトで加賀市に関わってくれていました。その活動の中で、たまたまCCHを訪ねてくれたところから知り合い、メンターとしてスカウトしました。スカウトの1番の理由は、プログラミングを生活に実装していこうというマインドを強く感じたから!技術力を持った学生は多くいますが、それをしっかりと実生活に反映し、価値を見出していける学生はそう多くはいません。周くんのプロジェクトに取り組む背中をCCHの子どもに見て、刺激を受けてくれたらな!とそんな期待を抱いています。
余談ですが、基本スペックが高くほとんど研修の必要がありませんでした(笑)。頼りになります!

あまねから子どもたちへのメッセージ
初めまして!井上周(あまね)です。現在は大学院でコンピュータの研究を行っていますが、そのきっかけは小学校の頃にポケモンにハマったことでした。その後「ゲームが動く仕組みって何だろう?」と思い始め、中学生のころコンピュータの面白さに目覚めました。CCHは、そんな当時の私に紹介してあげたいような素敵な場所だと思っています!コンピュータを使って何かを作る楽しさを感じられたり、ワクワクする場所だからです。CCHのそんな魅力をもっと大きくできるよう、メンターとして協力していきます!よろしくお願いします!!

【6人目】

  • 名前: 鮒池涼香
  • CCHでの役割:メンター
  • 出身:石川県加賀市
  • 特技:イラスト、ダンス、編曲

【末廣館長からの紹介文】
りんりんの活躍の噂は、加賀に移住してから日が浅い末廣でも耳にする回数が特に多かった!理由は会ってみたらわかるんですが、なんにしても人柄が良いです!言わずもがな本業のクオリティも高い。まだ知り合って日が浅いですが、やりとりをする中で、会う前から勝手に信頼をおいていました。そんなりんりんですが、CCHでは子どもたちと距離を縮めるのが本当に上手です。また、新しいことにチャレンジするとき本当に楽しんでやってる印象を受けます。見習うべきところがいっぱい!特技はイラスト制作、ダンスに編曲とCCHの活動の幅を広げてくれるようなそんな予感がしています。

りんりんから子どもたちへのメッセージ
初めまして、鮒池涼香です。りんりんと呼ばれています。普段はフリーランスでグラフィックデザイナーをする傍ら、子ども向けにダンスを教えたりもしています。CCHでは自分のできることでみんなをサポートできればと思っていますが、逆にみんなから新しいことを教えてもらえるのでとても楽しいです。子どもの頃に好きだったこと、熱中したことが、確実に大人になった今の自分を作ってくれています。CCHで好きなことに打ち込みたい人にたくさん出会えたら嬉しいです。

最後に

気がつけばCCHNewsも4回目となりました。書いている実感としては、毎月原稿締め切りの時期が来ると「もう月末か!」と時間が経つ早さに毎回驚いています(笑)。今後は、CCHで活動する子どもたちのインタビューの掲載も予定しています。個性豊かなユースを紹介できるのが楽しみです!

それではまた1ヶ月後にお会いしましょう!

以上